空手の研究

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受け技の一挙動目

揚げ受け、外受け、内受け、下段払い、手刀受けなど、受け技は全て2挙動の動作となっている。 この1挙動目の構えの際に、手のひらを上に向けたままで行う方がスムーズに行える気がする。 ポイントは肘がしっかりと落ちている点だろう。 手の甲が上を向い...
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カカトを浮かさない足運び vol.2

鉄騎初段の波返しのように足を動かすのがいいことが分かった。 膝を前に出すとどうしてもカカトは浮いてしまう。膝をただ抜くだけだと体が沈んでしまうため、重心移動を何かしらの方法で行う必要が出てくる。 その点、波返しのように足裏をひねるというか、...
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カカトを浮かさない足運び

平安参段の12、14、16挙動目の足運び、現在では前蹴りのように体の前でしっかりと膝を抱え込むが、昔は振り回すようにして相手の腕を払うような蹴り方をしていた。 この振り回すような蹴り方は、カカトが浮かずに蹴ることが出来る。それに対して前蹴り...
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鉄騎初段vol.2

一挙動目:左斜め前にいる敵に対して警戒心を持ったまま、右への移動を行う。流派によって左を向いてから右に移動するのがあるが、もしかしたら左側にも敵がいるのではないかと予想する。何も考えずに右への移動をすると、少しヘソが右斜め前に向いてしまいや...
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首を使う

「上達論」という書籍を読み、いかに力を入れないかが大切かを再認識させてもらえたので、何かいい体の使い方がないかを考えながら練習を行う。 平安二段の一挙動目で、左斜め上に顔を向けながら行ってみたところ、左足は自分の意思で動かさずに自然と動いて...
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脇の締め vol.2

受け技は全て二挙動になっており、その一挙動目は体にくっつけるように構えるのが基本的な教えとなっているが、大切なのは拳を体にくっつけることではなく脇を締めることではないかと気付く。 脇を締めるためには小指の回転が必要だとvol.1で書いたが、...
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逆突で腰を回しすぎない

逆突を行った際、腰を回しすぎてしまうことがある。 その原因は以下のいずれかとなる。 逆突を突いた側の肩が前に出ている=引手側の肩が後ろに移動している。前足側の股関節を小さく曲げている。 1を防ぐのは難しい。というのも、引手側の手を後ろに引く...
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形の共通点探し(22.10.16)

今の平安形は、元々は平安初段→平安二段、平安二段→平安初段だったと聞く。 そうすると、一番最初に習うのは平安二段だったわけで、この形の順番にも何か意味があるのではないだろうか。 平安二段の最初は、何故上段への受けからスタートするのだろうか・...
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脇の締め

昨日の練習の際にふと感じたこと。 通常、手刀受は耳元に手刀を持ってきてから受けるが、耳元に手を持ってくるのではなく脇を締めることの方が大切なのではないだろうか。 小指をしっかりと回転させて脇を締めれば、特に耳元に手刀を構える必要はない。とい...
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空手の段階

レベル1:筋力を使って相手を倒す。レベル2:全身を使って相手を倒す。レベル3:自分の力を使わずに相手を倒す。レベル4:相手の技の起こりを読み、相手を倒す。レベル5:相手の戦う気力を失わせる①レベル6:相手の戦う気力を失わせる② レベル1は、...