空手の研究

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鉄騎初段

亡き横山和正先生の「ナイファンチをつかう」というDVDを以前に拝見したことがある。その中で覚えているのは、斜めの軸を使うということだった。 斜めというのは、右肩と左股関節の軸、左肩と右股関節の軸のことであり、鉄騎初段はこの斜め軸を意識して行...
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肘を落とす

追突の際には、脇を締めずに肘を斜め前に落とすようにする。これにより、腕の長さは伸びたままでの突きとなる。肩甲骨と繋がっている感覚はないので、まだ上手く出来ていない。もしかしたら何か間違っているのかもしれないが、とりあえずもう少し行ってみるこ...
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体の伸縮と軸の使い方

例えば平安初段の一挙動目を、立ち方を変えず(つまりは前屈立ちにならず)に行ってみるとする。 そうすると、正中線を中心に両肩を近付け(つまりは体の伸縮の「縮」)、正中線を中心に両肩を離しながら(つまりは体の伸縮の「伸」)、左下段払いを極めるこ...
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真正面からぶつからない

「手刀受」の記事の最後にも書いたが、敵に対して真正面から向かうのではなく、斜めから向かう方が正しい動き方ではないだろうか。 平安五段の21挙動目の、真後ろに対する前屈立での下段手刀打も、真後ろに振り返りながら行うのではなく、左足を左側に動か...
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平安四段の一挙動目

平安四段の一挙動目の両腕の動かし方は道場によって2種類に分かれる。 私が習ったのは、大袈裟に言うと最初に上に持ってきてから左に受けるような動作。つまり、左上段内受を背腕にて行うもので、左手の甲が顔の前を通っていく、左脇が空かないような動かし...
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手刀受け

全国大会に参加する子達に手刀受を教える際には、受ける手ではなく引き手を中心に行うように指導していた。 例えば左手刀受の構えから、右足を一歩前に出して手刀受を行う場合、左手を前に伸ばすのと同時に、右手を左耳の辺りに持っていき、左手を引くのと同...
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地面を蹴らないver.2

形の各挙動の最後に息を「ふん」と吐きながら突くことと、地面を蹴らないというのが昨日繋がった。 元々、お尻の使い方と地面を踏み込む力については理解をしており、例えば平安二段の8挙動目で、後方へ右の横蹴りの引き足を取って正面に向かって左手刀受を...
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地面を蹴らない

(20022/10/01の稽古からの学び) 鉄騎初段の9挙動目を行った際に、地面からの力が下から上に流れていくような感覚を味わった。 この時に、沖縄の座波 仁吉先生が「巻き藁は突くものではなく当てるもの」ということをおっしゃっていたのを思い...
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形の共通点と異なる点

・平安形は自然体から始めるが、鉄騎初段と指定形(抜塞大、観空大、燕飛、慈恩)は構えの際に両手を合わせる。 ・平安形は一挙動目が左手による受け技(に見える技)となっているが、指定形はそうではない。 ・鉄騎初段の一挙動目は、右にいる敵に対し、そ...
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一挙動一呼吸

形の一挙動において、前半で息を吸い、後半で息を吐く・・・のではなく、一瞬で息を吐ききるその瞬間に一挙動動き終わることが出来ないかにチャレンジ。 結果、全然出来ない・・・。 平安参段の三挙動目のように足を動かさずに手だけを動かすならば可能だし...