今の平安形は、元々は平安初段→平安二段、平安二段→平安初段だったと聞く。
そうすると、一番最初に習うのは平安二段だったわけで、この形の順番にも何か意味があるのではないだろうか。
平安二段の最初は、何故上段への受けからスタートするのだろうか・・・。
左→右→後→前と全方向に対して後屈立での攻防を行う。
それが終わった後に回転して手刀受を四回行った後に前屈立での直線的な攻防がスタートする。
それも逆半身による内受・・・なぜ、最初の前屈立で逆半身の内受けなのだろうか。
諸手受は前屈立ちで行うが、他の形は後屈立での諸手受けなのに、平安二段だけは前屈立での諸手受。何でだろう。
平安二段の立ち方だけを考えると、後屈立→前屈立への変更が行われ、それを引き継いで平安初段があるのだろうか。
何となく、平安二段を中心としてその応用技を、平安初段と三~五段があるような気がした。
平安初段では、平安二段の最後の揚受からの続きを学べる・・・のかもしれない。
平安参段では、初めて騎馬立が出てくる。また、非常に回転が多いのが特徴。
肘を使って体全体を使って中段突を受けるのも珍しい。
慈恩につながる動作・・・なのかなぁ。
平安四段では、平安二段の一挙動目と同じ動作を手刀にて行う。何故だろう・・・。
三挙動目が何気に難しい。
三挙動目で前蹴りを十字受で受けるけれども、何故その後に後屈立での諸手受なんだろう。
形としての解釈はどうなるんだろう。
その後に左側に対する蹴りだし・・・うーむ。
平安二段の蹴りの応用なのだろうか。
この形では初の交差立が登場。交差立は空手の形で少なくないんだよな、あの立ち方って危なそうに思うんだけど・・・。
この形では後屈立による諸手受が計4回出てくる。それにも何か意味があるのだろうか。
平安五段の七と八挙動目は、四段とは逆。何でだろう。
この形では、13挙動目の180度回転して騎馬立での下段払と、19挙動目のジャンプは特徴的だな。
あと、どうでもいいことかもしれないが、何故21挙動目と23挙動目は、通常2挙動に分ける動作を一挙動で行うのだろうか。
22挙動目はいまだに体の使い方が分からず、体が左方向に向かってしまう。
不明点だらけすぎる・・・。
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