抜塞小では両手を同じ動かし方をして腰に持っていき、そこから諸手突きを行うという動作がある。
この両手は同じ距離をキープしたまま動かすようにしているが、同様に平安四段の一挙動目を行うと、右脇が空きやすくなってしまい、どのように腕を動かすべきか悩んでいた。
何で上手くいかないか考えた末に分かったことは、両手を同じ方向に動かしていたからだということが分かった。
平安四段の一挙動目は、右手は左斜め前方向に、左手は左方向というように、両手を別々の方向に動かすと上手くできることが分かった。
実はこの、両手を別の方向に動かすというのは色々な部分で使えることが分かってきた。
平安五段の二十一挙動目の後半は、右腕は右前から左後ろに動かすような気持ちを使いながら、左腕は左前方向に動かす。
両腕の動かし方は、真逆(正拳突きと引手)や同じ方向(諸手受)のどちらかの使い方をしていたが、別方向に同時に動かす方法もあるということで、これからはそれを意識しながら練習してみようと思う。
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