肩と肘の使い方ver2

肩を落とすと、それに引きずられるように肘も落ちる。
そのタイミングで肘から先を跳ね上げるように動かすと高速となる。

平安二段の一挙動目や、観空大の三挙動目などで使うのに適している。

ちなみに観空大の三挙動目の場合には「なんでやねん」と突っ込むようにすると上手くいきやすい。
この動作は左横に向かって上段手刀内受を行うようにすると手首が曲がりやすい。
ところが「なんでやねん」で背腕全体を使って、左後部に向かって受けるようにすると手首が曲がらず、キレイな形で受けられる。

最近のブームとしては「一呼吸」というものがあるため、
肩を落とす(と自然に肘も落ちる)のと、肘から先を跳ね上げるのに合わせてお腹を凹ませ、顔の向きも換え、足も移動させるという風に、全部の動きを一度に行うようにする。
直列でなく並列は今後も意識をしていきたい。

ただし、大会などで魅せる技を行う場合には意識的に直列にする方が良いこともあるし、ゆっくり動く動作に関しても直列にすることはある。

平安初段の三挙動目のように大きく回る動作の場合にも肩(と肘)の使い方によって速度が変わる。

一般的にこの動作は回る動作になるが、なるべく右肩を体軸(体の中心)に寄せるようにし、遠心力をなるべく使わないようにした方が速く回れる。

この際に右足は真後ろに持っていくのではなく、斜め右(正面に対して右斜め前)に持っていくくらいでも、骨盤の幅があることによってか、丁度良いところに足が落ちる。

この骨盤の幅を意識しての練習と言うのは今後の一つのテーマになっていく。
まだ有効活用は出来ていない。

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