受け技は全て二挙動になっており、その一挙動目は体にくっつけるように構えるのが基本的な教えとなっているが、大切なのは拳を体にくっつけることではなく脇を締めることではないかと気付く。
脇を締めるためには小指の回転が必要だとvol.1で書いたが、それに追加して肘を落とすのも有効となる。
正確には、肘を落とすことが大切というよりも、それ以上動かない方向に肘を動かすことが大切。
突いた後であれば下方向に落とすようにすることが大切だし、
揚げ受けの場合はもしかしたら上方向に力を加えるのが大切かもしれない。
平安初段の10挙動目での有効利用は今のところ出来ていないが、
平安二段の25挙動目では右拳を左耳元に持っていくのではなく、右肘を上方向に動かしたその瞬間に、右方向に下段払いをすると上手くいくのではないか。
また、脇を一瞬で締めた瞬間に最速のスピードを出し、あとは力を抜く方が実はキレイに技が極まる可能性もある。
この辺りの体の使い方については今後の研究課題となる。
コメント