空手の研究

真正面からぶつからない

「手刀受」の記事の最後にも書いたが、敵に対して真正面から向かうのではなく、斜めから向かう方が正しい動き方ではないだろうか。 平安五段の21挙動目の、真後ろに対する前屈立での下段手刀打も、真後ろに振り返りながら行うのではなく、左足を左側に動か...
空手の研究

平安四段の一挙動目

平安四段の一挙動目の両腕の動かし方は道場によって2種類に分かれる。 私が習ったのは、大袈裟に言うと最初に上に持ってきてから左に受けるような動作。つまり、左上段内受を背腕にて行うもので、左手の甲が顔の前を通っていく、左脇が空かないような動かし...
空手の研究

手刀受け

全国大会に参加する子達に手刀受を教える際には、受ける手ではなく引き手を中心に行うように指導していた。 例えば左手刀受の構えから、右足を一歩前に出して手刀受を行う場合、左手を前に伸ばすのと同時に、右手を左耳の辺りに持っていき、左手を引くのと同...
ヨシへの手紙

vol.005 「教えてもらって覚える」とは、どうすればよいかではなく、〇〇〇

前書き 兄と同居を始めた母は、テレビの大画面でYouTubeを見ていますが、日本人のではなく、アメリカ人の草を刈る動画を見ている・・・かと思いきや、最近はベトナム人の動画を見てます。その内、ベトナム語とか分かるようになったりして(笑) さて...
ヨシへの手紙

vol.004 「ないものねだり」のススメ

前書き 最近、空手の練習をする機会が増えてきました。8月25日~9月24日までの一か月で形を合計157回打ちました。力を入れてやったわけではないんだけれども、僕としては驚異的な数です(笑)その分、ヨシへの手紙を書く時間が減ってます。。。読み...
空手の研究

地面を蹴らないver.2

形の各挙動の最後に息を「ふん」と吐きながら突くことと、地面を蹴らないというのが昨日繋がった。 元々、お尻の使い方と地面を踏み込む力については理解をしており、例えば平安二段の8挙動目で、後方へ右の横蹴りの引き足を取って正面に向かって左手刀受を...
空手の研究

地面を蹴らない

(20022/10/01の稽古からの学び) 鉄騎初段の9挙動目を行った際に、地面からの力が下から上に流れていくような感覚を味わった。 この時に、沖縄の座波 仁吉先生が「巻き藁は突くものではなく当てるもの」ということをおっしゃっていたのを思い...
空手の研究

形の共通点と異なる点

・平安形は自然体から始めるが、鉄騎初段と指定形(抜塞大、観空大、燕飛、慈恩)は構えの際に両手を合わせる。 ・平安形は一挙動目が左手による受け技(に見える技)となっているが、指定形はそうではない。 ・鉄騎初段の一挙動目は、右にいる敵に対し、そ...
空手の研究

一挙動一呼吸

形の一挙動において、前半で息を吸い、後半で息を吐く・・・のではなく、一瞬で息を吐ききるその瞬間に一挙動動き終わることが出来ないかにチャレンジ。 結果、全然出来ない・・・。 平安参段の三挙動目のように足を動かさずに手だけを動かすならば可能だし...
空手の研究

筋収縮

肩を体の前に出すことにも繋がる話だが、そもそも筋肉に力を入れるとは収縮させることである。 例えば直突きをした際に胸筋に力を入れると、拳の位置は自分の体に近くなる。胸筋が収縮することで腕を引っ張るからである。 例えば五十四歩小の5、6挙動目の...